合気道龍ひむか教室 令和6年11月24日(日)の稽古

場所:宮崎市清武体育館3階柔道場

時間:①10:00~11:00 ②11:00~12:00

内容:①正面打ち小手返し(立ち技、座り技) ②胸持ち肘締め2、座り技ち良手持ち呼吸法1

寒くなってきましたが、汗っかきの私には好都合(^^)。徐々に冬の審査に向けた稽古に入っていきます(#^.^#)             

🔴気を付けたポイント

 会員さんの構えの下の手がやや高くなっているので、位置と手の形を整えてもらいました。それだけで姿勢が整いますし、下の手で抑えが利くことも実感してもらいました(#^.^#)

〇正面打ち小手返し2・・・正面打ちの小手を急いで持たないように注意。軸脚と腰の回転により受けを十分に前に誘導し通過させて小手に手を滑らせます。この時点で入り身の体勢・位置づけになります。

重心移動での受けの伸ばし・・・前方に伸ばした手の役割は、十分に軸脚に腰(重心)を乗せるため、と説明しました。後ろ脚の膝の向き(外側へ向く)も意識します。

回転による手首の返し・・・返した手首の指先が受けを向いている必要があります。ここが不十分だと、受けの体が起き上がってきます。この時点で受けの体勢が半ば横倒しになっていれば良いと思われます。この状態を、安藤師範は「旗のたなびき」に例えていました(#^.^#)

またここで仕手の両手(小手を持つ手、当身の手)が伸び切っていると、受けと遠くなり次の投げで受けが遠く行ってしまいます。十分に軸脚に腰を乗せて、上体の力を抜き肩を落とし肘を緩めます。すると受けがやや寄ってきますので、その状態から回転し投げると良い位置に受けが降りてくれます(仕手と1直線上、小手が膝の内側)

〇胸持ち肘締め1・・・意識して頂いたのは、摺り上げたとき、そして肘を胸で迎え挟んだとき。ここでの腰の軸足への十分な乗りによる肘肩の落としと安定小手返しの際の注意と同じかと思われます。

〇両手持ち呼吸法1・・・振りかぶり、切り下ろし、最後の抑え。3回にわたり腰(丹田)の押し出しと安定の練習があることを意識してもらいました。私見ですが、両脚の親指をグッと内に寄せると腰に力が集中し丹田が押し出される感じがあります(≧▽≦)。

前述の小手返し、肘締めと同じポイントがあると思われます(腰の進み、肘肩の落とし)。

 合気会出身の会員Fさんに、合気会で行う呼吸法を少し披露してもらいました。脱力にコツがあるようです。興味深かったですね(#^.^#)